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スライム畑でつかまえて
スーパーのレジに並んでいると奇妙なものが目に入った。レジ横の、飴やガムが積まれた一番上の商品の文字

スライム味

目を疑った。何かの間違いではないか。だが、いくら読み直しても確かに「スライム味」と書いてある。パッケージには鳥山明の手による、邪悪な笑みを浮かべたおなじみのマスコットも印刷されている。

30年目の衝撃の事実、スライムは食べられる!

いや、後に食用になった物の先例がないわけではない。が、個人的には結構驚きである。グミみたいだとは思っていたが。
まぁ、飴だかガムだか知らないが(手に取って確認しなかった)、あくまでフレーバーとしての流用だろう。あの体に大した栄養素があるとは思えない。だから今まで利用されてこなかったし、他の魔物に捕食されることも無かったのだろう。(近い例では、漁業関係者を悩ませるエチゼンクラゲも体の大半が水分で構成されていて、食用価値がないのだ)

だがさらなる衝撃の事実が、その一つ下の棚で待ち構えていた。

メタルスライム味

「鉄分」や「ミネラル」などという生易しいものではない。どう見ても重金属ではないか。いや、待て。そもそもメタルスライムは金属なのか?考えてみれば、外見の印象で金属っぽい性質だと思い込んでいただけではないか。相手は生物である。あれは体色がメタリック調に見えるだけなのかもしれない(昆虫の構造色みたいなものか)。では、ノーマルのスライムとの味の違いは、となると…うーむ。
だれか、試してみてほしい。


*そもそもスライムとは何なのか。あの顔のように見えるのは、実は模様なのではないか。だが、もし「目玉」が目として機能しているなら、口の位置も不自然ではない。肉食なのか?しかしフレーバーにされるということは、半植物のような生命だという可能性もあるのだろうか。動物味のガムとか聞いた事が無い。ビーフとかポークのガムとか…ひもじい気がする(犬用はともかく)。 ますますわけがわからない。

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首相の所信表明演説、拍手鳴りやまず中断
 安倍晋三首相が所信表明演説を行った26日の衆院本会議で、自民党議員の多くが立ち上がって拍手を送る一幕があった。首相が海上保安庁や警察、自衛隊に「今この場所から心からの敬意を表そうではありませんか」と呼びかけ、首相も演説を中断して拍手した。大島理森議長が「ご着席ください」と注意するまで拍手は15秒間ほど続いた。

 本会議の首相演説が拍手で中断するのは異例。本会議後の自民党役員会でも話題となり、高村正彦副総裁は「演説の最中のスタンディングオベーション(立ち上がっての拍手喝采)は自分の経験上も初めてだ」と述べた。

 日本維新の会の馬場伸幸幹事長は本会議後の記者会見で「異常な光景だった」と述べ、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表も記者会見で「今までの日本の国会ではやらなかった。北朝鮮か中国共産党大会みたいだ」と批判した。

 ただ、旧民主党政権の平成21年10月26日、鳩山由紀夫首相の所信表明演説の終了間際に同党議員が総立ちで拍手したこともあり、小沢氏は当時、幹事長だった。

産経新聞 9月27日(火)7時55分配信


確かに余計なパフォーマンスで議事の進行に支障を来すのは困る。
映像が確認できなかったが、他の記事も参照にしたところ、首相から促し議員らが起立したようなので、パフォーマンスが過ぎると言われれば仕方がない。一応、記事をよく読めばわかるが、首相個人や党に対しての賛辞ではなく、海保や警察、自衛隊に対しての拍手である。(もっとも、どちらに対しての拍手だったのかは、当の議員らに聞かないとわからないが)

それにしても、共産党が批判するのならわかるが、小沢一郎とは。「北朝鮮か中国」と言っているということは、小沢一郎当人も、我々側から見て、かの国の光景は異様に映るというのを理解していることになる。あなた、そっち側の人じゃないのかと。

いつものことだが、誠実でない人間達が互いの不誠実を非難しあう、このくだらない状況。いい加減にしてもらいたい。(気持ち悪い人間が他人を気持ち悪いと言う。一体何なのだ)

別に私は安倍政権を支持しているわけではない。むしろ二枚舌だと思っている。(というか、政治家というものが元来二枚舌なのだが)

友人の言う、「常に政府に対して批判的であれ」というは、正論だ。(野党がやるようなパフォーマンスだけの反対、という意味ではない)

ちなみに、産経の記事を引用に使ったのは、最後の一行が辛辣だったからだ。

テーマ:ニュース - ジャンル:ニュース

降りられない
唐突に、エレベーターに乗り込んだところから記憶がある。おそらく商業ビルのエレベーターであろう、やや広めの設計だ。

既に用が済んだのか、私は1階へ降りようとしているらしく、6階あたりから乗り込み、1階のボタンを押した。(ビル自体は7、8階建てのようだ) 私に続いて4人ほど乗り込んできて、それぞれボタンを押した。必然、私は奥の方に陣取る。関係ないが、皆コートを着ているので冬のようだった。私自身も見慣れた厚手の上着を着ていた。

エレベーターが下り始める。途中、何人かが降り、代わりにまた何人か乗ってくる。そろそろ、と思ったところで目を疑った。いつの間にかエレベーターが上昇している。確か3階まで下ったのは見ていた。それが今、エレベーター内の表示は4、5と上昇している。外が見えないのだが、表示を信用すれば間違いなくそういうことになる。そして相変わらず人が乗ったり降りたりしている。

まさか1階に着いたのを見逃したのか?いや、さすがにそこまで間抜けではない。途中で折り返した?そんな器用なエレベーターが? 狭い箱の中で、まさにJ.P.ポルナレフ氏状態に陥る。私の場合、『降りたと思ったら登っていた』だが。(ありのまま 今朝 起こった事を書くぜ!)

ともかく、また降りれば済む話なのでそのまま待つことにする。エレベーターが下降を始める。今度は順調に降りていく。人も少なくなってくる。1階に着いた。さほど不安があったわけではないが、私は扉が開くのも待ちきれず、「開」ボタンを押しながらすばやく降りた。ガラス張りのビルの入り口が見える。間違いなく1階だ。どうやら降りられたようだ。

まぁそれだけなのであるが…。ただ、気になるのは、私の後にまだ男性が一人乗っていたことだ。(降りる気配はない)
このビルに地下はないのだが…
フライドチキンと隠者
今朝、メールを開いたところ、某ネットサービスの会社(HPやブログなどを運営)から、「お誕生日おめでとう」とメールが来ていた(文面もまさにそれだけ)。ちょっと虚を突かれた感じだ。ちなみに当FC2ではない。そのような気の利いたサービスはやっていないようだ(別に皮肉るつもりはない)。

いまさら歳をとるのも嬉しくはないし、何よりここ数年は、北の方の国の建国記念日と被るせいでいらぬ印象を持たれ、ただでさえ肩身が狭いのだ。(なお、今朝、その某国で核実験が行われた模様。どうせなら振りだけにして、コントみたいに爆発の中からチリチリで登場するなりすればいいものを…。冗談の分からん連中だ)

話題転換に、某フライドチキンのお店の白いレスラーおじさんも本日が誕生日である。それを知って以来、街角にたたずむ姿を見かける度に親近感が…別に湧かないな。フライドチキンはあんまり食べないのだ。

もう一つどうでもいい話だが、誕生日にはタロットカードのアルカナ(絵柄)が決まっているのをご存知だろうか。私(今日)は9番目のカード『隠者』らしい。主な暗示の意味は『探求』。真理の探求、内省、孤独、消極的 etc 
どうせなら、『皇帝』や『戦車』の方がパワフルでもっと楽に人生を歩めたと思うが、そういうキャラではないのは承知している。まぁ、合ってる。
ペッパー君と邂逅
相変わらず街にあふれるポケモントレーナー達を避けながら(※一昨日の記事参照)、私は図書館の前まで来ていた。

と、ガラス張りの扉の向こうに、何やら白い見慣れない物体が鎮座しているのに気付いた。

ニュースなどで見たことがある。 ペッパーくんとかいうヤツだ。

音声のやりとりで、施設の案内などをしてくれるという、あのロボットである。町の入り口で冒険者を待ち構えては、丁寧な説明をしてくれる、ロールプレイングゲームの住人みたいなものだ。ポケモンといい、リアルの世界が高度なRPG化しつつあることに戸惑いつつ、扉をくぐる。

ペッパーくんが私に気付いたようだ。ぐりん、と顔がこちらを向き、赤く光る目がこちらを捉えた。半開きの口から悪意を感じるのは私の被害妄想か。

「・・・」

何も言わない。考えてみれば、図書館だから当たり前である。ではなんで連れて来た。

次の瞬間、彼は、さっと手を振り上げた。私に向かって合図しているのは間違いないが、そんなにフランクにされる覚えは無い。なれなれしいやつには気をつけろ、というのは鉄則である。私は完全に彼を無視した。妙な話だが、ロボットを前にして、私の方がロボットのような振舞いだった。

だが、ここで一つの問題に直面する。彼の横を通らないと、先に進めないのだ。無視したことに逆上した彼が、何かしてこないとも限らない。車輪などの移動装置は備えていないようだが、古来の例では『傘地蔵』や、最近の研究でイースター島のモアイも自力で移動したことが報告されている。安心は出来ない。それに移動せずとも、腕のリーチと可動領域は、私を捉えるのに十分であると推測できた。

一歩、二歩、と彼に近づく。「まずはCQCの基本を思い出して」という井上喜久子(17)の言葉が頭をよぎったが、無理だボス。そもそも訓練を受けていない。そしてすれ違う。緊迫の一瞬―

彼は何もしてこなかった。どうやら既に私に興味をなくしているようだった。どうせなら、袖を掴んでこちらに非難のまなざしでも送ってくれた方が、より人間らしくて愛嬌が感じられたかもしれない、などと後から思いつつも、興味を覚えた私は、書棚の影から彼を観察することにした。

しばらく観察していたが、やはり彼は頭を下げたり、身振り手振りで来館の意(?)を表しているようだった。入ってくる人達も、一瞬戸惑うものの、彼を一瞥するとそれ以上は特に感想も無いようにすたすたと歩いていく。すごい!ポケモンには熱中するのに、ペッパーくんはどうでもいいようだ。(ポケモンから離れろ)
司書の人たちも普段と変わらず仕事をこなしている。むしろペッパーくんなどいないも同然といった風である。
本当にどういう意図で派遣されてきたのか。急に、彼が道化のように思えてきた。沈黙を強要され、パントマイムを続ける後姿に哀愁すら感じる。

帰りがけ、貸し出し手続きを済ませた私は、ペッパーくんの横に立った。彼は力なくうつむいていた。かける言葉も見つからなかったが、「EYE HAVE YOU」とポーズを送り、私はその場を立ち去った。